小松高校図書委員会「マイ・フェイバリッド・ブック」特集の原稿依頼を受けて 2009.4.7(火)職員会議にて 『トニオ・クレーゲル』(トマス=マン作、新潮文庫) 南国イタリアの情熱と北方の国ドイツの沈思が投影された主人公(氏名に注目)の、「芸術としての 人生」を体現したオデッセイ(叙事詩)を味わってみたい人にお薦めです。 P.S.この本でトマス=マンが好きになったら、長編『魔の山』にチャレンジしてみて下さい。